第百六十六回 頭から離れないこと


半年前の自分のお絵かきとー、

昨日の自分のお絵かきを見比べるとー、

ちゃんと上達してるって手応えを感じるんです。


ほめてもらって、アドバイスをもらって、

人に見せ続けて、

描かないと感覚を忘れて、

スポーツみたいに描いて描いて、

個性みたいなものもうっすら掴めてきて……


どうして小説に対しても、そういう姿勢になれないんだろう。

いや、なれなかったんだろう、か?