第百三十四回 ぼんやりとした思い付き
小説を書いていると、
「今書いてるものには使えないけど、いつか使いたいネタ」
がどんどん出てきます。人物とか、セリフとか。
皆さんはどうしていますか?
私はそういう時、チラシのキレッパシとかにささっと書いて、
そのへんに放置します。
見つけるのは一ヵ月後の片付けの時とかになります。
よく失くすので、近頃はデスクトップのメモ機能を使っています。
ワードで書いてるうちに思いついたら、メモを広げて、チョイチョイと書き込んで、
また閉じて作業に戻る。
便利ですよね。
思いついたときは「これ、使える!」と思うんですよ。
「このセリフ、いい。濡れる」とかしたり顔。
でもね
後で見ると意味不明。
ひらめいた瞬間は作業中なわけですね。一刻も早く戻りたいし、
「ま、断片的な事書いとけば思い出すでしょ」くらいの気持ちでメモって
満足しちゃうんです。
殴りたい。
三日前の私を殴りたい。
「ケチャップ
1・5秒」
って何!!