第五十回 ザブトン


午後二時。


もうこんなに列が出来ています。








チケット取れるかな? と、和希(deepergirl:リンク)と顔を見合わせる。






行って来ました、本多劇場




賢太郎様 を観にね! (当日券)




(何を言っているのか解らない人は、 「第十四回 アイドルはコント師」 参照※←飛びます)









ところで、今朝起きたら




「寒っ!?」







って思いませんでした? 東京の人。私は思った。




並んでいる最中にも気温はどんどん下っていく。
足先など、冷えすぎて暖かく感じ始めてくるほどにもなったので、げんしけん斑目(萌え!)も使っていた「つまさきホッカイロ」をコンビニで購入。前に座っていた女の人にもあげました。
だって、一袋に五組も入ってるんだもん…… 何故?


あ、思い出した。




私「ねー和希ちゃん、これ五個も入ってるよー。使い切れないよ……」


和「え!? 二人で使ったら、ひとつ余っちゃうじゃん。意味不明だね」




いや、二組と半足ぶん入ってると考える


お前の方が意味不明だからね。







時間はどんどん過ぎてゆく。
将来の話(「卒業したらどうすんの?」「知んない」「私も」)や、演劇の話(「不良の男が、『やらせてくれたら更正してやるぜ』って優等生に言うっていうシナリオとかどお? もちろん男子校ね」「それ何てエロゲ?」)など、プライスレス議論数時間行ったのち、




列が動き出しました。






しかるのち、









ヤ(・∀・)ター! チケットゲット!!





私「やった! 立ち見かな?」
和「ザブトン席って書いてある」










(゜Д゜) ハア??







なんでも、通路の間にザブトンを敷くのだとか。



和「立ち見よりは全然いいよね! 前で見られるし」

私「そうだね。でも、ポツネンザブトンになっちゃったよ……」

和「うまい」





ザブトン一枚。











で、見終わった我々、向かいの居酒屋に直行。




勢い余ってポツネン内のネタの一つ、アナグラムをやってみようということになり、





お洒落な居酒屋にてルーズリーフを広げるの図




梅酒を飲みながら、次々とアイデアを捻り出す私と和希。

二人とも、近年まれに見るテンションの高さ。


私なんか久々にうまい酒を飲んだので、早くもほろ酔いどころかボロボロ酔いくらいになっていました。







【人見広介と水越和希による、飲み屋のメニューの
アナグラムの例】




お題・「今年も来ました」








こ と し も き ま し た








↓  ↓  ↓  ↓







人見「


①下北と志摩子 (しもきたとしまこ)


②俊子も来ました  (としこもきました)





水越「


環とししもこ  (たまきとししもこ)







人見「ししもこって何?



水越「なんか、生き物かな?」





即興で創作された「宇宙生命体ししもこ」のスケッチ↓







可愛くねぇ。顔がモリゾー








こんなふうに、最高の夜は更けていきました……。




詳しくは言ってあげませんが、










コントのために



悪魔に魂を売った男、




その生き様、




魅せて戴きました!!!








人見広介は、コバケン……小林賢太郎が大好きです。


追加公演、始発乗って並びに行っちゃうもんね……。





三つのお願い―いちばん大切なもの (あかね・新えほんシリーズ)

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