第二十三回 さよなら、執筆ノート
さあ、明日が締め切り(土曜は入稿日だった)。
長い夜がはじまります。
PM20:39
インクが切れたので替えを差し込むが、差し込めない。
規格が違うらしい。
この期に及んで買い出しか!!
電気屋はもう軒並み閉まっている。
どうすればいいのだろう。
これじゃあ表紙は出来ない。
PM21:06
まだ開いてる電気屋があるかもしれない。
希望を信じて夜の高円寺に飛び出した。
めぼしい2軒は閉まっている。
八時四十五分。
どこかに九時閉店の店があるはずだ。
ダッシュで駆け回る私(かけっこはいつもビリ)
しかし見つからない。駅の南のほうへも行ってみたが、
アーケードの電気屋は閉まっている。ファック!!
でも走り続ける私(持久走もいつもビリ)
閉店五分前のオリンピックにて、なんとかインクゲット。
店内にはbirdの「マインドトラベル」と、ミスチルの「マシンガンをぶっ放せ」が
流れていた。
両方好きな曲なのでちょっとうれしかった。
「マシンガン」で思い出したが、中学のときこれを運動会で流そうとしたら、
担任の辻村先生(実は親戚)が、
「歌詞に問題があるからいけません」と言った。
たぶん「コンドームをくれ」の箇所なんだろうが、
コンドームを使わないほうがよっぽど問題だと思います。
先生お元気ですか。
PM22:57
中表紙も出来ました。
なんとか殺し屋集団(先日のブログ参照←飛びます)みたいにならずに済んだ……
さあ、次は小説だ!
BGMはさっきから
「ルージュの伝言」と、
「エナジーフロー」と、
「上海ハニー」と、
「リアル・エモーション」と、
「迷彩」
がヘビーローテーションだった。
変えよう。
その前にちょっと休憩。
AM1:28
休憩しすぎてしまった。
ここは何処だ。
AM2:03
主人公の神父がいきなりイヤな奴になった。
まあいいか。
何をしても良心がとがめなくなる。
最初からこうすればよかった……。
AM2:36
こんなもんかな。
これから印刷して推敲。
上手くできたとは思うが、
「自分はこれを抱いて心中してもいい」
というような思い入れはない。
何かへ続くうォーミングアップといった所だ。
是非ともあとあと書き直して、愛しい作品にしたい。
掲載前にこんなことを言うなよ、皆に失礼だろ……。
AM2:44
やっぱり長いと印刷に時間がかかるなぁー(罪悪感)。
うー眠い……。
眠気覚ましに、今聴いていたBGMをリストアップしてみます。
「風の谷のナウシカ」
「サウダージ」
「遭難」
「キューティーハニー」
「コッペリアの柩」
あとなんかクラシック。
これを聴いていれば自然と今回のような物語ができます。
嘘だよー! できるもんならやってみろ!
AM3:55
あー、もうこんな時間かぁ。
できた。寝よう!
タイトルは、「サンドリヨンと三匹の盲いた鼠」。
これまた、合評会で言われたことを参考に書き直してどっかに投稿、のパターンになりそうだ。
みんないつもありがとう。
おやすみなさい。
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