第二十回 死に至る執筆ノート


画像をUPする気力すらありません。

それでは執筆ノート第二夜目、行ってみましょう。




PM22:07


さて、昨日の健康体はどこへ行ってしまったのだろう。
今やキーボードが重く感じられる。
今日は全然出来ないかもしれない。
まずは今夜の音楽を決めよう。


PM22:38


あー……完成してないことに気が付いちゃった。
一番難しいところを、
「あとで考えよ♪」
空けておいてやがる。
死ね、今までの俺!!


PM23:02


ギリギリで煙草を買いに出る。
冒頭の雰囲気を保ったままでいられないものか。


PM23:12


よし、今のところは順調に進んでいる。
ちょっとサボる。サボりBGMはコーネリアスの「太陽は僕の敵」。フッフー。


PM23:26


「Things came up to my Brain Museum」(←飛べますよ)で気分転換。
何度やっても楽しい。


PM23:38


ぼーっとしてしまった。
くじけないぞ。


PM23:41


くじけるな。お前は天才だ。
書きたいものがあるんだろう。言いたいことがあるんだろう。
全てを神父と女たちのセックスに描き出したいのだろう。
お前の懊悩を昇華するのは、今しかないんだぞ。
書け。書け!


PM0:58


制服着てても二人は、むちゃくちゃタフだし……
お前は何を言ってるんだ?
プリティでキュアキュアな二人の思うところは一生判らない。


PM0:09


推敲、半分終了(今のところは)。
ちょうど五千字くらいが前半で、怒涛の濡れ場が残りの五千字。
動きのある場面は、意外と文字を消費するものなんだな。
あ、違うかも。セックスしながらだというのに、奴らが異様に喋り捲るからだ。
身の上相談とかしてる。
しゃべれすぎだろ、お前ら……。
セックスはついでか?
私はそんなことされたら泣くからな。


AM0:30


進行が遅いのは、当たり前だな。
書き上げるより推敲の方が早いなんてありえないからな。
決してサボりまくっている訳じゃないよな……。
あおぞらからーーーーーーーーーーー
まーーーーいーーーおーーーーーーりーーーーたーーーーーーーらーーーーーーーー


0:54


おやすみなさい。


AM3:09


気がかりのあまり復活。
サンボマスターのいわゆる電車男のアレの一番の泣かせ所はイントロだと思うのですけどどうでしょうか。よっしゃ、書くぞ!
でも、世界はこれを二徹って呼ぶんだぜ。


AM3:17

神父も責められていますが私の肩もジャガー・ハードペインです。確かに殺されてます。
神父受けの最後は明日の私に任せます。
死ねとか言わないでね。
おやすみなさい。