第十四回 アイドルはコント師
東京・本多劇場
『KENTARO KOBAYASHI SOLO CONTE LIVE 「ポツネン」』
脚本・演出・美術・出演;小林賢太郎
うひゃー! 賢太郎さん、かーーっっっっこいいーーーーーーー!!(涙)
片足パノラマ島でもエンカウント率の高い彼、小林賢太郎。
お笑いコンビ「ラーメンズ」の片割れですが、「コントに魂を売った男」とも呼ばれ、今まで誰も笑ったことのない笑いをガツガツ作っています。例えば、
「♪お嬢さん、おはいんなさい(長縄を回しながら)」
「♪お嬢さん」
「……お嬢さん!? 大変だ、心拍が下がっている」
「ピッ(長縄を心拍計に見立てて波打たす)」
「お嬢さーーーーーーーん!!」
「ピーーー(引っ張って縄を水平に)」
など。生い立ちは不明です。(調べても出てこない)
多磨美在学中に現在の相方、片桐仁に出会い、お笑いコンビ「ラーメンズ」を結成。
舞台における彼の役割は、演出・脚本。
とにかく彼の組み立てる台詞回しは知的かつ演劇的。小道具は滅多に使わずに、人間二人と箱一つで、無限の世界を現出させます。今の主流のお笑い芸人達とは違う手法で、常にお笑いとお笑い以外の何かを融合させ、独自の表現を目指しています。
ファンというだけで何だか誇らしい、下手をすると偉そうになりがちな小林様。
あぶね! あぶね! あぶね!
ですが、天は彼にもう一つ、
「萌え」
という二物の才能を与えたもうたのです。
やー、彼は現代の萌え権現ですよ。
プリンス・オブ・萌え。萌えチャージャー。サプリメント。
趣味は手品の練習。
テレビには「恥ずかしいし失敗したら周りに申し訳ないから出ない」。
トレードマークの眼鏡は伊達。
「素顔って恥ずかしいから」
インタビューで、
「前作に引き続き、テーマに『鯨』という一文字を非常に強く打ち出していて、インパクトありますね!」のような事を言われ、
小林「そうですねえ…ま、あとづけなんですけどね。言っちゃった、あははははは」
とどめに日記がコレ(←暇な人だけ見て下さい)。
とりあえず、日記の末尾に「テツandトモ大好き」。
くあーー、萌え殺す気か!!
ので、(←なのでの略。一文字だけ縮めて余った時間で一体私は何をしようというのかby伊丹十三)
トップのやたらかっこいい小林賢太郎に意表を突かれてゾクゾクしちゃったんですもーーーーーー! もう一回うひゃー!!
人見広介は、「ポツネン」を……本多(劇場)が駄目なら地方があるさ。
見に行きます。
Peace!(←モノマネ)
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