幕間 荷造りノートファイナル


18:00
風邪引いた……!!


19:00
頭が朦朧とする……
フヒヒヒヒ手が動かねえ
もし私がアイドルだったら
荷造りなんて数千人のファンによって一撃でおわるのに……。
あー、なんで私はアイドルじゃないんだ……


19:05
こりゃ本格的だ。
苦しくなってきた。
もし私が小説家だったら
数千人の文学青年(※シンパ)によって荷造りなんて一撃でおわるのに……
でも荷物に結核の血が付くのは……
あれ……何言ってるんだろう。意識が……。


22:10
ちゃんと覚醒し飯も食えた。
ということはこれは「しゃんとせよ」との神のお言葉である。
これは試練である。
ベッドの奥から去年の花粉症の時に使ったティッシュの栓が山ほど出てくるのも試練である。



23:00
気分転換に、段ボール箱ラーメンマンを描いてみた。
どうも似ない。
照らし合わせる本物もない。

23:15
後輩でありマイミクの、廃人君の紹介文をいい加減変えようと思いながら調理器具を詰める。
廃人君は上級生及びOGの間ではもっぱら萌えキャラ認定を受けている永遠の青二才で、若きウェルテルの悩みが萌えポイントをついている(らしい)。
私も萌えキャラになりたい……。
そう思って五年間を過ごしてきたがその兆しはない。
紹介文どうしよう。シンプルに「仮想敵」?喧嘩売ってどうする!



23:50
本当に病んでるのかタバコがマズい。



01:11
うん、明日早起きしてやれば間に合う……。