第九十六回 バイアオーラ!

hitomi-hirosuke2006-04-24




ステップ2 イサベルとマサト」。





コミュニケーションのためのスペイン語

コミュニケーションのためのスペイン語



の10ページ目。
私が大学生の時に使っていた教科書です。
語学の教科書のステップ2というと、アルファベットを終えて、
私は何々です、あなたはどうですか?
みたいな、禅問答のような会話文が続くアレですが……。



※以下は忠実な日本語訳です






ステップ2 イサベルとマサト






イサベル:こんにちは。


マサト:こんにちは。僕はマサトです。


イサベル:私はイサベルです。スペインから来ました。あなたは?


マサト:僕は日本から来ました。


イサベル:あら、あなたは日本人なの?




あなたは空手家なの?










マサト:いえ、


僕は空手家ではありません。











あなたは


フラメンコダンサーですか?










イサベル:いいえ。私はスペイン人ですけど、



フラメンコダンサーではありません。  











もう、




「なあんだ……」


っていう二人の心の声が聞こえてくるようですね。







読みようによっては、
マサトの痛烈な皮肉カウンターに気づかないイサベル
という構図も浮き上がってきます。




人見広介は、「空手家」と聞くとどうしてもコレ(←リンク)を思い出してしまう

訳ですが……。






異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ