第二回 似顔絵アルチザン
学校で久しぶりに会ったUさん。→
左手にはコンビニ弁当。どうやら買出しの途中でいらした。
去り際に、「人見さん今日は登校初日だけあって、お洒落にしてるねっ」「ちゃんとメイクもしてるね」 かなり小さい姿になってから、
「あっ 靴も可愛いねっ」
と せいいっぱい褒めてくれながら消えて行かれた。
眼鏡を外すと意外と美人。
似顔絵を描くのが小さい頃から好きで、今でも上のようにやっております。
ただ、自信作であればあるほど、
「本人以外に大受け」
する典型的な欠点あげつらい型らしいので、淋しい毎日を送っています。
(多分上のもかなり似てると思ってるので、Uさんはあまり喜んでくれてないんだろうなぁ……)
他にも障害みたいなものがあって、
「ある程度親しくならないと、描けない」のです。
仲良くしていても、心のガードが凄く堅かったり、キャラクターを作りすぎている人は描写できません。
どうやら、その人の顔を描いている訳ではないらしいですね。
じゃあ何? 仏性!? 超自我!?エネルギーポッド?
人見広介はそれでも似顔絵を描く事とUさんが大好きです。
- 作者: オスカーワイルド,Oscar Wilde,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1962/05/02
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (80件) を見る